退職後の税金はいくら?夫婦の場合の所得税・住民税の計算
前回、退職後にかかる税金や保険料について、
年収別の目安を整理しました。
その中で
👉 「税金ってどうやって決まるの?」
と感じた方も多いと思います。
ここでは、夫婦の場合を前提に
できるだけシンプルに整理していきます。
税金は「もらった金額」そのままでは決まらない
まずポイントはここです。
👉 年金の金額そのままに税金がかかるわけではありません。
一度、計算し直します。
ステップ① 一部は引いていい(控除)
年金には
👉 「ここまでは税金かけません」というライン
があります。
65歳以上の場合は
👉 約110万円までは引いていい
というイメージです。
ステップ② 残った金額からさらに引く
さらに
👉 基礎控除(48万円)
というものがあり、これも引くことができます。
ステップ③ 残った金額に税金がかかる
ここまで引いたあとに残った金額に
・所得税
・住民税
がかかります。
具体例|夫婦で年金300万円の場合
前提
・夫:200万円
・妻:100万円
■ 夫の場合
① 200万円 − 110万円 = 90万円
② 90万円 − 48万円 = 約42万円
👉 この42万円に税金がかかる
■ 妻の場合
① 100万円 − 110万円 = 0円
👉 残らないので税金はかからない
税金はいくらぐらい?
夫の場合
・所得税
👉 約2万円
・住民税
👉 約5万円
👉 合計で約7万円前後
ポイントはここ
👉 夫婦で合計300万円でも、そのまま課税されるわけではない
・それぞれに控除がある
・収入が分かれる
👉 その結果、税金はそこまで大きくならないことが多いです。
まとめ
退職後の税金は
① 年金から一定額を引く
② さらに控除を引く
③ 残った分に税金がかかる
という流れで決まります。
一見むずかしそうに見えますが、
順番に整理するとシンプルに考えることができます。
前提を整理することで、
見え方が変わることがあります。


